STEP3 ①現在の自分(誰のどんな悩みを解決する人?)を書こう
こちらのパートは
プロフィールを作るうえで最も重要です。
なぜなら、
ここがあなたが求める理想客に刺さる文章でないと、その後を読み進めてくれないからです。
人は自分に関係のあることにしか興味がありません。
興味がないことにわざわざ時間を割くほど人は暇ではありませんからね!
的を外した最初の1文を例えるなら・・・
お酒が飲めない人に
お酒のお菓子をお勧めするようなもの
ベジタリアンにお肉をお勧めするようなもの
休日にくつろいでいる人に
飛び込み営業で保険をお勧めするようなもの
で、全く的外れな提案になるのでお気を付けを!
ここの書き方としては
ただ単純に、行政書士とかキャリアコンサルタントです。
みたいな自分の職業の肩書だけの書き方ではなく
地域密着零細企業の売り上げを短期間で倍増させる集客コンサルタント
のように、
専門を絞るかターゲットを絞るか
(ターゲットの悩みや希望)で悩む
(ターゲットの特徴)のための
(自分の肩書)
このような型で考えたほうが
より読む人に刺さりやすいです。
例として
猫背で悩む
30代女性のための
スポーツトレーナー
人が続かないと悩む
会社経営者のための
コミュニケーションコンサルタント
など
可能であれば、
お悩みの部分を
猫背で悩む⇒きれいな姿勢でスタイルを維持したい!
のようにポジティブに変換することをお勧めします。
STEP4 ②未熟な私、登場(今の仕事につながる以前の自分)を書こう!
こちらのパートは現在⇒過去⇒未来というプロフィールの型の過去の部分で
今の仕事を「あ~だからそういうことができる人なのね」と裏付ける部分でもあります。
私の場合は
大卒後に就いた保険営業で2年間の売れない時代を過ごす。
②未熟な私、登場の考え方として
かつて私は・・・でした。
という形で考え始めてください。
注意点は【今の仕事につながるもの】ということです。
例えば、私の場合だと
かつて私は、売れない保険営業マンでした。
⇒集客や売上UPのコンサルタントに転身
になるので、売れなかった人がモノを売るアドバイザーになったギャップ効果でちょっと興味がわきますよね。
その他の例として
かつて私は、普通の専業主婦でした。
⇒子育てブランクのある女性のための就活アドバイザーに転身
これは専業主婦から自分が活き活き働ける仕事に就くノウハウが何かあるんかなと興味がわきます。
かつて私は、企業の人材育成担当者でした。
⇒”人が育たなくて辞めていく”とお悩みの社長さん向けコミュニケーション講師に転身
これはギャップはあまりありませんが、
次のパートで人材育成担当者になりたての頃に苦労したこと、
工夫したことをお伝えするので、次のパートにスムーズにいくことができます。
STEP5 ③何らかの出来事に巻き込まれる を書こう!
ここのパートでは②の時、悩んだり迷ったり苦労したことを書いてみてください。
私の場合は
売れない保険営業マン時代
飛び込み営業では水をかけられ、
異業種交流会では名刺交換さえ断られ
友人とのアポイントメントはパチンコですっぽかされる
なんてことがありまして・・・
毎日死にたいと思うようなひどい時期がありました。
ただここでは、プロフィールとして使うものなので
プロフィールの文章でまとめる際には
【大卒後に就いた保険営業で2年間の売れない時期を過ごす。】
と短くまとめています。
(人前で話をする際、自己紹介のパートでこれらの詳しいエピソードが登場します)
さぁ、自分の今の仕事につながる挫折経験を書いてみましょう!と講座などでワークをすると、
麦田さんのような大きな挫折経験がないんです・・・とおっしゃる受講者さんもいます。
しかし、そこまで深く考えなくても
普通の専業主婦の時に
社会のお役に立てていないと感じる自分に悶々としていた
人材育成部門に配属された時
全く人の気持ちが分からず、部署で孤立してしまった
パソコンを勉強し始めた時
全く初心者だったので”クリック”という意味も分からなかった
といったことも挫折や失敗経験として考えてみてください。
最初からなんでもできちゃう人とか負けた経験が無いなんて
パーフェクトヒューマンはいないですからね。
過去に落ち込んだ経験から今の自分になった
そこにはノウハウがある
とプロフィールを読む人に感じてもらえる文章にしましょう。