この前、ちょっと岡山に行ってた時の話。
用事を終えて
道を歩いていると
ラーメン屋さんがあって
ひっきりなしに人が入っている。
きっと
流行っている店なんだろうな
と思いつつ
あんまり岡山に来ることもないから
とフラッと入ってみることに・・・。
食券を買い
席に座ると
女性店員さんがひと言
ニンニク入れますか?
野菜はどうしますか?
このオーダーの仕方は
ひょっとすると・・・・
でたっ!
二郎系!!
私は食べきれないので
野菜は普通盛です。
オーダーで山盛りにできます。
二郎系信者⇒ジロリアンの方には
申し訳ないのですが、
私、苦手です。二郎系・・・・。
(二郎系と知っていたら入らなかった)
理由は
野菜が多いのは良いのですが
スープの味が薄くなるので
異常に濃い味のスープ
そして化学調味料
チャーシューも
分厚くてボリュームありすぎて・・・
食べるのに体力がいるので
苦手なんですね。
きちんと顧客を絞っているから流行る
しかしながら
多くの客が出入りしている
なぜ流行っているのだろうか?
と考えてみた。
おそらく理由はこうだろう。
ある一定の層が喜ぶ
ラーメンにしている
そう、
マーケティング用語でいうところのセグメント
顧客を絞ってラーメンを提供しているから!
ちなみに
二郎系ラーメンの発祥
ラーメンニ郎三田本店
ってどこにあるかご存知ですか?
こちらなんです↓
はい。
慶応大学のすぐそばです。
つまりですね
腹をすかせた大学生に
支持されるよう作られているラーメンなんですね。
お金が無いから
少ない金額で
お腹いっぱいになって
野菜をいっぱい採れて
ニンニクの刺激いっぱいで
塩辛くて
そういうの好きじゃないですか?
学生さんって!
完璧に対象を絞って
学生に受けるような個性のラーメンにされているんです。
これが、
醤油ラーメンの味の薄い上品な味わいだったら
全然流行らなかったでしょうねぇ。
たくさんの人に買って欲しいから
万人受けの商品を作ろうとすると
商品のコンセプトがあいまいになり
逆に誰も買わないものになる。
大衆食のラーメンでさえ
顧客の対象を絞る必要があるんですねっ!
と、大量のもやしと野菜に埋もれた
麺をすすりながら思いました。
きっと私が大学生だったら
大好物になったんだろうなぁ
二郎系ラーメン・・・。
大人になって味覚も洗練されたのかもしれんけど
ちょっと寂しい気もする38歳でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。



